鍼灸院神尾のんびりブログ

埼玉県所沢市で鍼灸院をしています。

TPPとは何?

hatena1_gray.jpgTPPに関して、関税の撤廃に伴う農業やその他の貿易関連についての問題点が注目されています。でも、本当の問題点は、TPPに日本が参加するということになれば、日本国内の様々な分野における規制や法律に対して、アメリカの基準を押し付けられる、ということなのではないでしょうか? 例えば、今までは、日本国内では遺伝子組み換えの食品に対して、厳しく規制されていますが、TPP参加後は、

アメリカでは遺伝子組み換え食品は問題ないのに日本ではなぜだ、規制を緩和、撤廃しろ」といったことになる可能性があります。また、医療の分野でも、現在、アメリカでは認可されているが、日本では認可されていない抗がん剤は多く、そのような今まで日本では認められていないものに対してもアメリカの圧力がかかってくることが想像できます。 そうなると、あらゆる分野でグローバルスタンダードというかアメリカの基準に従うことを強要され、それが単なるビジネスの分野だけに止まらず、日本の文化、伝統、日本人のこころ、にまでも圧力がかかってくる気がするのは考え過ぎなのでしょうか?これは日本にとって大きな分岐点であると思います。